特定電子メール法について
特定電子メールの送信の適正化等に関する法律は、スパムメールを規制して、
ネット環境を良好な状態に保つ為に施行された法律です。
略称「特定電子メール法」「特定電子メール送信適正化法」
又、俗称として「迷惑メール防止法」と呼ばれています。
ポイント!
@ メールの本文中に
送信者の本名又は名称(会社名など)を記載しなければいけません。
メールの本文中ならどこでもよいので
あなたの本名又は名称(会社名など)を記載する必要があります。
「名称」というのは、正式な法人名、団体名のことです。
もしもあなたがビジネスネームや屋号を用いていたとしても
それはNGです。
やはり多くの方が本名を晒すのには抵抗があるようで
本文中に書かずに自分のブログのURLを貼り付けておいて
そのブログに本名を記載しているようです。
しかし本来これはNGです。
住所だけならこの方法でOKなのですが、
本名又は名称(会社名など)は必ずメール本文中に記載する必要があります。
A 送信者の住所を記載しなければいけません。
メルマガ配信者の住所や連絡先メールアドレスを
記載する必要があります。
しかしこれはメール本文中に限らず、
URLを貼り付けて、そのリンク先に記載してもOKです。
更に、そのリンク先に直接住所を記載する必要も無く
3階層ぐらいまでなら別のページに記載しても問題無いと思います。
又、住所がグーグルにインデックスされる事が無いように
記載する部分を画像として表示させるというのもよいでしょう。
B 受信者がいつでもメールを拒否・解除できるようにしておく。
メルマガ配信解除URLを設置するのが基本ですが、
受信拒否のメールを受けるためのメールアドレスを記載しておいてもOKです。
尚、そのメールアドレスはフリーのものでも問題ありません。
C 購読承諾を得たユーザーにのみ送信をする事が出来ます。
相手の許可無しでメルマガを配信することは禁止されています。
これに関しては
アンケートに答えてもらってメールアドレスを入力してもらうところに
メールマガジンを配信するという旨の文章を必ず記載するようにして下さい。
D 苦情や問合せなどを受け付けることができる
電話番号又は電子メールアドレス又はURLを記載する。
本文中に、苦情や問い合わせを受け取ることができるように
メールアドレス等を掲載しておく必要があります。
もしもメール受信者から「勝手にメール送るな!」というメールが届いたら
ちゃんとメールアドレスを記入してもらったページに記載してある事を丁寧に伝えつつ
「解除ご希望の場合はお手数ですがこちらから解除をお願いします」と言って
解除URLをお知らせするか、「こちらで解除しておきます。」といって
あなた自身が解除しましょう。
又、予め「このメルマガは●●アンケートにお答えいただきた方の
了承を得て配信させていただいております。」という文言を入れておくのも
よいと思います。
以上の事を注意していただければ大体OKですが
念のため総務省が発行している資料がありますので、ご一読していただくことをおすすめします。
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